リフォーム費用に大きく関わる商品の値引き率ですが、なるべくならたくさん値引きしてもらいたいですよね。
メーカーによって値引き率に違いはあるのでしょうか?
リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回はタカラスタンダードやその他メーカーの値引き率について解説していきます!
この記事を読めば値引き率の仕組みやタカラスタンダードの値引き率について知る事ができるので、ぜひ参考にして下さい。
結論から言うと、タカラスタンダードの値引き率は他のメーカーに比べて悪いです。
30~50%OFFが当たり前のキッチンやユニットバスでも、タカラだけは5%OFFや定価販売なんてこともあります。
しかしタカラはそもそもの定価金額を安めに設定しているので、他メーカーほどの値引きがなくても最数的なリフォーム金額は大差ありません。
また、タカラの商品を仕入れたり販売する時の値引き率はリフォーム会社によって異なります。
少しでもお得にリフォームをするなら、必ず複数のリフォーム会社で見積もりを取って比べてみるようにしましょう!
リフォームの見積もりを比べるなら一括見積もりサイトを利用するのがオススメなので、下記記事も参考にして下さい。
タカラの詳しい値引き率については記事内で解説していきます!
目次
リフォーム商品の値引き率って?
リフォームで使用するキッチンやユニットバスなどの商品は、カタログに定価金額という記載があります。
しかし実際にお客様がリフォームをする際には、この定価金額から大幅に値引きされた状態で販売される事がリフォームの業界では常識となっています。
どれくらい値引きされるのかはメーカーや商品のグレードによって様々ですが、定価金額の30~50%OFFも珍しくありません。
なぜ大幅な値引きがおこなえるのかというと、単純にリフォーム会社がそれよりも安く仕入れられるからです。
たとえばユニットバスの中でも有名なTOTOのサザナという浴室を例に出します。
このサザナという商品は、多くのリフォーム会社で定価の65%OFFくらいで仕入れる事ができます。つまり定価100万円のサザナならリフォーム会社は35万円で仕入れます。
この仕入れ金額にリフォーム会社の利益を乗せてお客様に販売します。
多くのリフォーム会社では利益率(全体の金額の中の利益の割合)を30%前後に設定しています。
細かい計算は省きますが、利益率を30%にするには先程35万円で仕入れたサザナは50万円で販売する必要があります。
つまり一般的な利益率30%のリフォーム会社は、サザナをお客様へ販売する時は50%OFFで販売する事が多いという事になります。
目標としている利益率はリフォーム会社によって異なります。
詳しくは下記記事も参考にして下さい。
商品の仕入れ時の値引き率はメーカーや商品によって様々です。キッチンとユニットバスのそれぞれの値引き率については、下記記事で一覧にしているので参考にして下さい。
タカラの値引き率はなぜ悪い?
上述したように、ほとんどのメーカーの商品は大幅な値引きがおこなわれていますが、タカラスタンダードというメーカーだけは違います。
厳密にいうとリフォーム会社が仕入れる際に多少の値引きはありますが、そこにリフォーム会社の利益を乗せるとお客様への販売時にはほとんど値引きできない状態になってしまいます。
つまりタカラスタンダードの商品は定価販売、もしくは多少の値引き(5%~10%)でお客様に販売される事が多いという事です。
タカラの商品は割高になる?
値引き率が悪いという事は、他のメーカーの商品を使用する場合に比べてリフォーム費用が割高になってしまう心配がありますよね。
しかしタカラの商品はそもそもの定価金額が他のメーカーに比べて安めに設定されています。
値引き率が悪くても、最終的なリフォーム金額はそこまで変わらないようになっています。
先程紹介したTOTOのサザナというユニットバスは、一般的な仕様(Tタイプ1216サイズ)ですと定価金額が843.000円に設定されていますが、ほぼ同グレードのタカラのユニットバス、エメロードは定価金額が469.000円になっています。
それぞれの商品を一般的なリフォーム会社の値引き率で比較すると下記のようになります。
商品名 | 定価金額 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|---|
サザナ | 843.000円 | 295.050円(65%OFF) | 421.500円(50%OFF) |
エメロード | 469.000円 | 304.850円(35%OFF) | 436.170円(7%OFF) |
値引き率には大きな差がありますが、最終的な販売価格(一番右)はそこまでの差はなくなります。
そもそもの定価金額が安いので、タカラの商品を使ったからといって最終的なリフォーム費用が割高になってしまうという事はありません。
タカラの値引き率はリフォーム会社によって違う?
ここまでタカラスタンダートの値引き率と他メーカーの値引き率の違いについて解説してきましたが、リフォーム会社によってもタカラの商品の値引き率には差があります。
たとえばA社ではタカラのキッチンを5%値引きで販売しているけど、B社では7%値引きで販売できるという形ですね。
この会社ごとの値引き率を事前に知る方法はないので、実際に見積もりを取って値引き率を比較するしか方法はありません。
また、リフォームの金額というのは商品代だけではなく工事費や諸経費などもあるので、これらを含めた合計金額を比較する必要があります。
リフォームの見積もりを比べるなら
リフォームの見積もりは、たとえ同じ商品で見積もりを取ったとしてもリフォーム会社によって金額がかなり違います。
少しでもお得にリフォームをするなら、複数のリフォーム会社の見積もりを比較する事が重要です!
複数のリフォーム会社から見積もりを取るなら、一括見積もりサイトを利用するのがオススメです。
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ただし、手数料の高い一括見積もりサイトを選んでしまうと見積もりも割高になりやすいです。
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タカラスタンダードの商品は値引き率が悪いって本当?
タカラの商品は選ばない方が良いのかな?