外壁塗装の工事はどれくらい期間が掛かるんだろう?
工事の流れを知っておきたいな
上記の疑問はこの記事で解決します!
結論からいうと、外壁塗装の工事だけならば約10日間で完了します。
屋根と一緒に塗装をするならプラス3日~4日ほど掛かると思っておきましょう!
事前に工事の流れを知っておけば、工事中のストレスや不安も少なくなります。
記事内では外壁塗装の工程についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
目次
工事前の準備
まずは外壁塗装の工事前に、事前に準備しておくべき事をまとめました。
これから外壁塗装の工事をはじめる方は参考にして下さい!
近隣挨拶
外壁塗装では、足場を組み立てる時の音や塗料の臭いなどでご近所に迷惑を掛けてしまいます。
工事前に近隣のあいさつをしておくだけでもその後のトラブルが減ります。できれば塗装業者と一緒に事前に挨拶を済ませておきましょう。
タオルなどの簡単な粗品を持っていく事が多いです。
大抵の塗装業者では近隣挨拶用に準備してくれますので、確認しておきましょう。
試し塗り(色の確認)
実際に外壁を塗装する色を決めておきます。
サンプル帳などの小さなものではイメージが掴みづらいので、外壁の目立たない所に塗料を試し塗りしてもらいましょう。
この試し塗りは実際に塗料を塗る前ならいつでも問題ないです。色を塗る直前にやる業者もあるので確認してみて下さい。
試し塗りをせずにいきなり塗ると、イメージと違ったという事になりかねないので注意して下さい。
庭まわりの片付け
もしも庭周りに荷物がたくさんあるようなら、事前に片付けておくと工事がスムーズに進みます。
汚れて困るようなものは室内にしまっておいたり、1箇所にまとめておくようにしておきましょう。
外壁塗装の工程
ここからは工事が始まってからの実際の工事の流れを解説していきます。
塗装業者によって違いはありますが、概ねこの通りに進んでいきます。
足場組み(1日目)
外壁塗装工事のまず初めにおこなうのは、足場の組み立てです。
足場を組んだ後で、家の周りに飛散防止用のネットを張ってもらいます。
足場の組み立ては半日~丸1日で終了します。
少しの雨なら組み立てられますが、大雨や強風の場合はおこなえない作業です。
高圧洗浄(2日目)
足場を組んだ翌日には、外壁を高圧洗浄機で水洗いしていきます。
汚れが付いたままの状態だと、その後の塗料が長持ちしなくなってしまうので重要な作業です。
洗浄作業は半日~丸1日掛けておこない、雨でも工事が可能です。
むしろ雨の日の方が汚れが飛び散りにくいので好条件となります。
乾燥待ち(3日目)
外壁を洗浄した後は、完全に乾くまで待ちの時間が発生します。
少なくとも丸1日は空けておき、気温によっては2日間乾燥させておく事もあります。
このタイミングで雨が降ると、当日も翌日も乾燥待ちとなってしまうので工期が延びてしまいます。
下地補修(4日目)
外壁のヒビ割れ補修や、サイディングの繋ぎ目のコーキング処理をやり直したりします。
外壁の劣化状況によって、おこなう作業が変わります。
現在の外壁の劣化具合に左右されますが、大体丸1日あれば完了する作業です。
現在の外壁が非常に良好な状態なら、この作業は省かれる事もあります。
養生(5日目)
玄関ドアや窓など、塗料を塗らない所を養生していきます。
この後の仕上がりを綺麗にするために非常に重要な作業で、塗装職人の腕の見せ所です!
普通の戸建てで半日くらいで完了します。
下塗り(6日目)
ここからが塗料を使った作業に入ります。
まずは下塗りという工程ですが、ここで使う塗料はこの後に使う塗料をしっかりと外壁にくっつける役割があります。
仕上げとして使う塗料とは全く別なので、仕上がりの色とは関係のない、白やクリアーの塗料を使うことが多いです。
約半日程度で完了し、次の中塗りをおこなうまでに3~4時間の乾燥時間が必要です。
中塗り・上塗り(7・8日目)
仕上げの色を使って塗装していきます。
中塗りと上塗りでは少しだけ色を変えて、塗り残してある部分を分かるようにするのが一般的です。
それぞれ約半日で完了しますが、下塗り同様に3~4時間の乾燥時間が必要です。
朝9時に塗った所は午後の13時には乾いているので、中塗りと上塗りを1日で仕上げる事も可能です。
点検・雑作業・養生外し(9日目)
最後の上塗りが終われば、塗り残しなどがないか塗装業者がチェックします。
その後にお客様立会いの元で確認してもらい、問題なければ養生を外していきます。
もしも塗り残しなどがあれば遠慮なく伝えましょう!
このタイミングなら足場も塗料も残っているので、塗り残しにも応じてくれます!
足場の解体(10日目)
最後に足場を片付けて工事が完了です。
足場が家に掛かっているとストレスなので、外し終わった時には気持ち的にもスッキリすると思います。
最後に足場の解体によって塗装が傷ついたりしていないか確認して、問題なければ工事完了となります。
実際の工程表はどんな感じ?
ここまでの10日間の流れを図にすると下記のようになります。
天候に恵まれ、順調に工事が進むと平均して10日間で終了します。
さらに養生や下地補修も手早くおこない、下塗りなどの乾燥時間もタイトに詰めていくと下記のような工程も可能です。
小さめの家で天候に恵まれれば、上記のように6日間での工事も可能です!
とはいえこんなタイトな工程は塗装業者も嫌がるので、まず上記のような工程は作らないと思います。
外壁塗装の期間が延びてしまうケース
雨の日が続く
外壁塗装の工事では、高圧洗浄以外は雨が降ると工事がストップしてしまいます。
雨の日に無理やり工事を進めても、仕上がりが悪くなり塗装の劣化も早くなります。
梅雨や台風の多い時期には外壁塗装は向きませんので注意して下さい。
現在の外壁の劣化が酷い
現在の外壁にヒビ割れなどが多いと下地補修に時間が掛かり工事の期間が長くなってしまいます。
下地補修に掛かる時間は現場調査である程度分かるので、工程表で確認しておきましょう。
冬場の気温が低い時期
各塗料の乾燥時間の目安は3~4時間程度ですが、気温が低い場合はもっと乾燥時間が必要なケースもあります。
特に真冬の時期には目安の時間になっても乾いていないなんて事があります。そうすると急遽当日の工事が休みになるので注意して下さい。
外壁塗装の工程表はあてにならない?
ここまで解説したように、外壁塗装は天候に左右される工事なので工程表通りに進まない事非常に多くあります。
正直、業者側としては工程表も出したくないほどです笑
しかし工事前に工程表をもらっておけば、現在どれくらい工事が進んでいるかの目安にもなるので、なるべく事前に工程表をもらっておく事をオススメします。
ただし、工程表通りに進んでいない事に不満を持つと職人側も焦って低品質な工事になりかねません。
外壁塗装はある程度心に余裕をもって工事を見守りたいですね!
外壁塗装の見積もりを取るなら
外壁塗装は、工事の金額や期間が塗装会社によって大きく異なります。
必ず複数の塗装会社の見積もりを取り、しっかりと比較・検討するようにして下さい!
複数の見積もりを取るなら、一括見積もりサイトを利用するのが便利です!
1点だけ注意して欲しいのは、必ず塗装専門の一括見積もりサイトを利用するようにして下さい!
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こんにちは、元リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回は外壁塗装の期間と工程について解説してきます!