タンクレストイレって停電したら流れないのかな?
上記の疑問を解消します。
結論から言うと、タンクレストイレは停電時でも水を流せます!
通常通りの操作方法とは変わりますが、非常時用の水の流し方があるので、各メーカー毎に紹介させていただきます。
目次
タンクレストイレは停電時に流れない?
タンクレストイレは給水管から直接便器に水を流します。
トイレ本体の中には電磁弁というフタのようなものが付いており、電気の力でこれを開け締めするような仕組みになっています。
という事は停電になったら電磁弁が動かなくなるから流せないよね?
確かに普段どおりのスイッチでは電磁弁は動かなくなりますが、各メーカーで停電時用の動かし方があります。
メーカーによっては乾電池などの準備が必要なので詳しく解説していきます。
タンクレストイレの仕組みを詳しく知りたい人は、下記記事も参考にして下さい
TOTOの場合
TOTOのタンクレストイレ、ネオレストの場合は便器本体のサイドカバーを外すと、白いリングの付いたレバーがあります
このレバーを30秒間引っ張り、ピピっと電子音が鳴った後に離すと水が流れるようになっています。
ただし、この方法だと24時間or20回までしか流せません
もしもそれ以上に停電が続くようであれば、乾電池を使う必要があります。
先程のレバー同様に、サイドカバーを外すと乾電池ボックスがありますので、そこに単三電池を2本をセットします。
このように乾電池を使用すれば長時間の利用が可能です!
万が一の時のために、トイレに乾電池を常備しておくと良いですね
※下記TOTOの動画サイトにて『停電時安心設計』から動画で使用方法を閲覧できます。
リクシルの場合
続いてリクシルのタンクレストイレ、サティスの場合です。
サティスの場合はSタイプとGタイプに分かれており、Sタイプの場合は便器のサイドに、Gタイプの場合は便器の上部にカバーがあるのでそれを外します。
上記Sタイプは、画像の赤いレバーを手前に倒すと水が貯まり、奥に倒すと水が流れる仕組みになっています
上記のGタイプは、赤いレバーが付いた状態で左側に回すと水が貯まります。その後に引っ張り上げてから話すと一気に水が流れる仕組みです。
パナソニックの場合
パナソニックのタンクレストイレ、アラウーノの場合です。
アラウーノはサイドカバーを外すと白いハンドルのようなものがあるので、これを回すと排水される仕組みです。
しかし、アラウーノの場合は流した後に自動では給水されません。
水を流した後はトイレが空っぽになってしまうので、別の場所から水を汲んでトイレに補充する必要があります。
もし停電と断水が同時に起こったら、実質1回しか流せないので注意が必要です。
ただし新型アラウーノ・アラウーノL150の場合は、乾電池での洗浄も可能です。
本体の上部のカバーを開けると9V角型の電池を入れられますので、それをセットしておけば通常通りの洗浄がおこなえます。
新型アラウーノとL150の場合は、確実に乾電池を準備しておいた方が良いですね
電池セット方法は下記の公式サイトをご確認下さい
ちなみにパナソニックのアラウーノはタンクレストイレの中でもかなりオススメです!
良かったら下記記事も参考にしてみて下さい!
まとめ
タンクレストイレは停電時でも流せる事が分かりました。
もしも停電が心配でタンクレストイレを迷っていた人は、これを機にタンクレストイレを設置してみてはいかがでしょうか?
トイレ交換の見積もりを取るなら、リショップナビがオススメです!
無料で3社の見積もりを比べられ、断る場合もお断り代行をしてくれます
元リフォーム営業マンとしても絶対にオススメなので、ぜひ利用してみて下さい!
こんにちは、元リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回はタンクレストイレの停電時の流し方についてまとめました。