現在のトイレを交換しようとすると、ほとんどのトイレの床が下記のように汚れています。
新しいトイレが今までのものより小さくなると、この汚れが目立ってしまいます。
なるべくなら、トイレの交換と一緒に床材も交換してあげると気持ちの良いリフォームになりますね!
しかしトイレのような汚れやすい場所だからこそ、適した床材とそうでないものがあります。
自分の家にはどの床材が合っているのかを考え、ぜひリフォームの参考にして下さい。
目次
トイレの床材選びのポイント
トイレはリビングなどとは違い、水ハネ汚れが多い場所です。
また、アンモニアの付着もあるので、キレイに保つ為には洗剤を使って洗うことも想定してあげなければいけません。
汚れが染み込みにくく、掃除がしやすいというポイントを考えて選ぶようにしましょう!
CF(クッションフロア)
現在の住宅トイレで最も多く使われており、なおかつコスパが良いのがCF(クッションフロア)です!
塩化ビニル素材なので汚れも染み込まず、市販の中性洗剤も使えます。
色柄も豊富で様々なデザインがあり、好きなテイストの床に仕上げる事が可能です!
現在のトイレの床がCFで仕上がっていれば、張り替え作業も短時間でおこなえます。
お手入れ方法
CFの日常的な清掃は、掃除機でホコリを吸い取り固く絞った雑巾で拭き上げます。
汚れが酷い場合は薄めた中性洗剤で拭いて、最後に洗剤が残らないように雑巾で拭き上げるようにしましょう。
金額
一般的な広さのトイレならば、3.000円~5.000円程度でCFの購入が可能です。
職人さんに張り替えてもらう場合も、人件費込みで25.000円~30.000円程度で済む事が多いです。
トイレのCFを張り替えてくれるのは内装屋さんです。同時にクロスを張り替えても1日で終わる事が多いので、どうせならクロスと一緒に張り替えてしまった方が良いでしょう。
フローリング
次に選ばれているトイレの床材はフローリングです!
トイレに面した廊下がフローリングならば、トイレとの調和も取れて綺麗な仕上がりになりますね。
リビングなどに使われるフローリングよりも、さらに水や汚れに強いトイレ用のフローリングもありますので、綺麗に保つならばその中から選んであげると良いでしょう。
また、汚れやすい床をフローリングにする場合は、フローリングの木幅がなるべく大きいものを選ぶのがポイントです!
木幅が広ければ汚れやすい目地が少なくなるので、掃除もラクになりますよ!
お手入れ方法
フローリングの清掃はホコリを吸い取った後に、薄めた中性洗剤を含ませた雑巾で汚れを拭き取ります。
洗剤が残らないように、仕上げに再度ぞうきんで吹き上げるようにしましょう!
フローリングは元々水に弱い素材です。表面にコーティングがされているものでも、水ハネなどを発見したらなるべく早く拭き上げてあげる事が綺麗にに保つコツです!
金額
トイレ用のフローリングは1ケース15.000円~20.000円程度です!(トイレのみなら1ケースで十分)
そこに張り替える大工さんの人件費を入れて、貼り替えで50.000円~60.000円程度掛かると思っておきましょう。
フローリングの厚みによっては、別途工事が発生するので注意しましょう。
タイル
タイルのトイレと聞くと昔の和式トイレを思い浮かべる人もいますが、現在はオシャレなタイルも多く人気があります。
耐久性や耐水性についてはピカイチで、大理石調のものを選べば高級感が出ますね!
お手入れ方法
濡れた雑巾で拭き上げます。汚れが酷い場合は中性洗剤を含ませた雑巾で拭き上げましょう!
タイルは目地の掃除が難しい場所です。目地の汚れが目立ってきたら、漂白系の洗剤を布に含ませ、叩くように汚れを吸い上げると元の白さに戻ります。
金額
タイルは材質や種類によって金額が大きく変わります。
安いタイルでも工事費を入れて5万円~、高いタイルだと10万円を超えてしまう場合もあります。
フロアタイル
感触はCFを少し硬くしたような感触ですが、タイルのように1枚1枚張り合わせていきます。
高級感があり、耐久性も非常に高いです。
汚れに強いので玄関や室内の自転車置場などに採用される事が多いです。
柄もCF同様に種類があり、好きなデザインを選ぶ事ができます。
CFより高くなりますが、耐久性を求めているならフロアタイルの方が頑丈です。
お手入れ方法
日常的な清掃は、掃除機でホコリを吸い取り固く絞った雑巾で拭き上げます。
汚れが酷い場合は薄めた中性洗剤で吹いて、最後に洗剤が残らないように雑巾で拭き上げましょう!
金額
トイレ室内の面積ならば、大体10.000円~20.000円程度で材料が手に入ります。
職人さんの人件費も加えて40.000円~50.000円程度で張り替えが可能です。
その他の素材
トイレの床用として、トイレメーカーも床材を販売しています。
ホーロー素材で有名なタカラは、ホーローで出来た床用パネルを。
トイレ界の王者TOTOからは、セラミック素材の床材もあります。
金額は普通のCFやフローリングより高くなりますが、トイレ空間を快適にしたいならショールームに行って実物を確かめてみるのも良いでしょう!
トイレで使ってはいけない床材とは?
トイレのような水周りでは、フローリングの無垢材は絶対にNGです!
無垢材とは木をそのままフローリングの厚みで加工した床材です。普通のフローリングよりも値段が高く、こだわり志向の方に人気があります。
無垢材は木そのものを加工しているので、水にめっぽう弱いです!
無垢材の中には水拭きすら禁止されているものもありますので、水周りでの使用は避けるようにしましょう!
最も選ばれるのは高コスパのCF
ここまでいくつかのトイレの床材を紹介しましたが、最も選ばれているのはCF(クッションフロア)です!
掃除もラクで、総合的なコスパの良さが魅力ですね!
強いこだわりが無ければ、とりあえずCFを選んでおけば後悔する事は無いといえます。
※CFの色の選び方は下記記事を参考にして下さい。
トイレのリフォームをするなら
リフォームの中でもトイレは安い方ですが、必ず複数のリフォーム会社で見積もりを比較しましょう。
たとえ同じトイレで見積もりをしても、リフォーム会社によって金額は大きく違います!
複数のリフォーム会社から見積もりを取るなら、一括見積もりサイトを利用するのが便利です!
リフォーム一括見積もりサイトは加盟社数と紹介料の安さで選ぶようにしましょう!
元リフォーム営業マンとして絶対にオススメな一括見積もりサイトを厳選したので、ぜひ下記を参考にして下さい!
こんにちは、元リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回はトイレの床材に関して解説していきます!