リフォームの諸経費の内訳と相場について、営業マンが解説!




あたま

リフォームの諸経費ってなんの費用?

諸経費の相場はいくらくらい?

リフォームの見積もりでは諸経費という聞き慣れない項目が含まれています。

諸経費とは何に掛かる費用で、どれくらいの金額が相場なのか気になりますよね。

しょうへい

リフォーム営業マンのしょうへいです。

リフォームの見積もりある諸経費について、詳しく解説していきます!

この記事を読めば諸経費に含まれている費用や相場について知ることができますので、ぜひ参考にして下さい!

結論から言うと、諸経費とは見積もりには記載できないような細かい費用の総称です。

諸経費に含まれる費用

・水道光熱費
・交通費
・通信費
・人件費
・広告費
・印紙代

しょうへい

上記のようなものが諸経費には含まれます。

とはいえリフォーム会社の利益調整にも使われるので、項目について詳しく知っておく必要はないですよ!

諸経費の相場は工事金額の5%~20%ですが、重要なのは合計金額なので諸経費の金額だけを比べる事は無意味です。

諸経費の考え方や悪用例については、記事内で詳しく解説していきます!

諸経費とは?

リフォームの見積もりを取ると、細かい工事内容とは別に『諸経費』という項目があります。

商品代金や工事費の合計から、一律5%~20%のくらいが諸経費の相場です。

しょうへい

ほとんどが見積書の最後の方に記載してあります。

諸経費には、見積もりに項目として載せるほどではないような雑費が含まれています。

具体的には

諸経費に含まれる費用

・水道光熱費
・交通費
・通信費
・人件費
・広告費
・印紙代

上記のような費用が含まれます!

規模の小さなリフォーム(水栓の交換など)の場合は諸経費がない事もありますが、ほとんどのリフォーム工事の見積もりでは諸経費が含まれています。

実際は利益の調整に使われる?

建前上では上述したように細かい費用の総称として諸経費を使いますが、実際にはリフォーム会社の利益調整に使われる事が多いです。

たとえば見積もりを作って原価を計算してみたら思ったよりも利益が少なくなってしまった。

上記のような場合に、本来は5%の諸経費を10%に増やすなどして全体の利益の調整をおこないます。

しょうへい

もちろん利益を取り過ぎている場合には諸経費を減らすなどして調整しますので、決して悪い意味ではないですよ。

イチから見積もりを作り直すのは相当な手間になるので、最終的に諸経費で調整をかける事はよくあります。

そのため、会社によってはもちろん担当者や現場ごとに諸経費の割合(%)は変わる事が多いです。

諸経費は安いほうがお得?

諸経費の目安は5%~20%程度と開きがありますが、諸経費が安いからといって良い業者とは限りません。

諸経費を安くしているぶん、他の工事項目を少し高めに設定しているだけという可能性もあるので、あくまでも全体の金額を見るように注意して下さい!

A社
  • 養生費 5.000円
  • トイレ本体150.000円
  • 取付費 25.000円
  • 壁紙代 10.000円
  • 壁紙張替 25.000円
  • 諸経費20%43.000円
  • 合計 258.000円
B社
  • 養生費 7.000円
  • トイレ本体160.000円
  • 取付費 35.000円
  • 壁紙代 13.000円
  • 壁紙張替 28.000円
  • 諸経費10%24.300円
  • 合計 267.300円
しょうへい

上記の場合、諸経費はB社の方が安いですが他の工事項目はA社の方が安いので、全体的な金額はA社の方が安くなっています!

このように、諸経費の高い・安いで業者の良し悪しを判断しないように注意して下さい!

諸経費を使って騙す例

諸経費は悪用される事もあります。

たとえばチラシで激安の料金を記載しておきながら、実際に見積もりを取ったら諸経費が上乗せされて想像以上の金額になったりするケースです。

しょうへい

チラシには小さな文字で『諸経費は別途』などと書いてある事が多いです。

また、口頭で金額を聞いて工事をお願いしたら完成後に諸経費が上乗せされて請求されるケースもあります。

これらのトラブルは事前に見積書や契約書をしっかりと確認する事で防げますので、口約束などでリフォーム工事に取り掛かるような事はやめましょう。

諸経費は深く考えなくても大丈夫

ここまで諸経費について解説しましたが、あまり深く考える必要はありません。

リフォーム工事で重要なのはあくまでも全体の金額なので、諸経費の高い・安いで業者を選ぶような事は控えましょう。

しょうへい

もしも相場である5%~20%から大幅に外れる業者がいたら、内訳を聞いてみるのも良いかもしれません。

また、リフォームの見積もりを比べるなら一括見積もりサイトを活用するのがオススメです!

無料で3~5社の見積もりを比較でき、お断りの代行までしてくれます!

しょうへい

ただし、サイト選びを間違えると手数料が高く割高なリフォーム工事になってしまうので注意して下さい!

手数料の安い一括見積もりサイトについては下記でまとめているので、ぜひ参考にして下さい!

手数料に注意!リフォームの一括見積もりサイト11社を徹底比較!

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