マンションのリフォーム工事がうるさい!対処法とトラブル回避方法を解説




しょうへい

こんにちは、元リフォーム営業マンのしょうへいです。

今回はマンションでリフォームをおこなう場合の騒音トラブルについて解説していきます。

マンションでリフォーム工事をおこなう時に、リフォーム会社としても気を遣うのが騒音問題です。

しょうへい

近隣の部屋に住んでいる人からクレームがきたら、工事をお願いしてくれたお客様にも迷惑を掛けるので大変です。

また、リフォーム工事の音のせいで不快な思いをされている方も多いと思います。

結論からいうと、マンション内でのリフォーム工事の騒音は規制する法律などはありません。

しょうへい

マンションの管理組合できちんとした決まりが無ければ、リフォームの騒音は我慢するしか手立てはないです。

しかしリフォーム会社が気をつける事、騒音でお困りの方が強く言える場合もあるので、記事内で詳しく解説していきます。

リフォーム工事の騒音は法律違反?

現在の法律では、マンションのリフォーム時の騒音を規制する法律はありません。

しょうへい

マンションの建設時の騒音規制などはありますが、リフォームの場合は別のようです。

ですので、法律的に言ってしまえばリフォーム工事の騒音は我慢するしかないというのが結論になります。

マンションの管理規約のルール

しかし、多くのマンションでは管理規約というものがあり、その中でリフォーム時のルールを独自に作っている場合が多いです。

工事時間のルール

管理規約で最も多いのが工事の時間に関する規約です。

多くのマンションでは、リフォーム工事は9時~17時までとしている所が多いです。

ですので、朝の8時や夜の19時などにリフォームの音がしたら、遠慮なく文句を言う権利があります。

しょうへい

マンションによっては朝8時から認めている所もあります。

自分が住んでいるマンションの管理規約を確認してみましょう。

工事の曜日のルール

リフォーム工事の曜日を指定しているマンションもあります。

最も多いのが日曜日と祝日は工事禁止というマンションです。

しょうへい

このため、リフォームの職人さんも日曜祝日休みが多いです。

厳しいマンションだと土曜日も工事禁止の場合がありますが、工事をしたい人にとっては進みが遅くなるので辛い部分もあります。

事前挨拶のルール

マンションでのリフォーム工事を始める場合は、多くのリフォーム会社が近隣挨拶をします。

マンションの管理規約でも、工事開始の1週間前までに上下左右の住民にあいさつをするというルールを課している場合が多いです。

しょうへい

厳しいマンションでは、あいさつをした住民から承認印をもらって下さいというマンションもあります。

使う商品のルール

マンションでフローリングを張り替える場合は、防音等級の規約を設けているマンションが多いです。

マンション用のフローリングの多くはL45という等級で、これを使えば許可が出る事が多いです。

しかし厳しいマンションでは、より防音性能の高いL40というフローリングでなければ認めない所もあります。

しょうへい

上の階からの音は小さくなりますが、自分の部屋も同様にL40を使わなければならないので、リフォームの金額が高くなってしまいます。

管理規約のまとめ

ここまでで書いたように、マンションには独自の管理規約があります。

特に時間と曜日の規約については、いい加減なリフォーム会社だとルールを破って工事を進める所もあるので、そういう場合は遠慮なく注意して大丈夫です!

しょうへい

言いづらい場合は、管理組合に言ってもらいましょう。

この管理規約はマンションの購入時に必ず従うという念書を書きます。

逆に言えばこの管理規約に則った工事の騒音であれば、我慢するしかないというのが一応の決まりです。

騒音トラブルを避ける為に

リフォーム会社のあいさつを聞く

工事前にはリフォーム会社が工事のあいさつに訪れます。

その際に、工事の期間・特に音の大きな工事の日はいつか?を確認しておけば対策もできます。

しょうへい

営業だと思って出てくれないお宅もありますが、リフォーム工事の挨拶だけは話を聞いておくと良いでしょう。

音が大きな工事の日は外出するなどして、少しでもストレスを受けないようにしましょう。

注意ではなくお願いをする

相手がマンションの管理規約に則って工事を進めていてもうるさい場合は、リフォーム会社や管理会社に相談してみましょう。

この時にクレームのような感じではなく、あくまで音を小さくしてもらえるようにお願いをすれば角が立ちません。

しょうへい

管理規約を守っている以上、相手の悪くないのでお互いに思いやれるように努力をしましょう。

まとめ

リフォーム工事では法律で騒音を取り締まることはできません。

しかし、リフォーム会社がマンションの管理規約を守っていなかった場合には強く注意ができます。

しょうへい

特に時間と曜日には気をつけて下さい!

相手のリフォーム会社がルールを守っている時には、なるべく音を小さくしてもらえるようにお願いをしてみましょう。

リフォーム工事はある程度お互い様で成り立っています。

今後あなたがリフォーム工事をした際には、同じく近隣の人が不快な思いをする事もあるので広い心で対応するようにしましょう。

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