水周りの中でも高額になりがちなキッチンですが、リフォーム会社の見積もりでどれくらい値引きしてもらえるのか気になりますよね。
リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回はメーカーや商品ごとのキッチンの値引き率について解説していきます!
この記事を読めば、リフォーム会社がキッチンを仕入れる際の値引き率やお客様に販売する際の値引き率の相場を知ることができるので、ぜひ参考にして下さい。
結論から言うと、リフォーム会社がキッチンを仕入れる時の値引き率と、お客様へ販売する時の値引き率を商品ごとにまとめたのが下記表です。
メーカー | 商品名 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|---|
クリナップ | ラクエラ | 68%OFF | 54%OFF |
ステディア | 47%OFF | 25%OFF | |
セントロ | 42%OFF | 17%OFF | |
リクシル | シエラ | 65%OFF | 50%OFF |
アレスタ | 55%OFF | 35%OFF | |
リシェル | 47%OFF | 24%OFF | |
TOTO | ミッテ | 60%OFF | 43%OFF |
クラッソ | 45%OFF | 22%OFF | |
トクラス | Bb | 65%OFF | 50%OFF |
ベリー | 55%OFF | 35%OFF | |
パナソニック | リフォムス | 50%OFF | 28%OFF |
エルクラス | 40%OFF | 14%OFF | |
タカラ | エーデル | 31%OFF | 定価販売 |
トレーシア | 31%OFF | 定価販売 | |
レミュー | 31%OFF | 定価販売 |
たとえば最上段のラクエラを定価100万円の組み合わせで購入する場合、リフォーム会社は68%OFFの32万円で仕入れて、定価54%OFFの46万円でお客様に販売する事が多いという事です。
この値引き率はリフォーム会社によって異なりますが、10%以上違うという事はまずありません。
自分がリフォームしたい商品の値引き率が良い会社を探すのがリフォーム費用を安く抑えるコツですが、リフォーム工事では商品の値引き率以外にも工事費や諸経費も金額を決める上で重要な要素です。
商品の値引き率だけでリフォーム会社を決めるのではなく、必ず複数のリフォーム会社から見積もりを取って合計金額を比較するようにしましょう。
詳しい値引き率の仕組みについては記事内で解説していきます!
複数のリフォーム会社で見積もりを比べる際は一括見積りサイトを利用するのがオススメなので、ぜひ下記記事も参考にして下さい。
目次
キッチンの定価金額の仕組み
キッチンのカタログを見ると、商品ごとに定価金額という記載があります。
よくある勘違いとして、この定価金額に工事費用を加えたものが全体のリフォーム金額だと思っている人も多いようですが、定価金額というのは商品代金+工事費用の目安です。
つまりキッチン本体の金額は、定価金額よりも大幅に安くなります!
キッチン本体の金額がどれくらい安くなるかはメーカーや商品の種類によって様々ですが、大体のキッチンが定価の20%~50%OFFになると思っておきましょう!
値引き率と利益
リフォーム会社からの見積もりでキッチン本体が20%~50%値引きされているとビックリされる人もいますが、当然リフォーム会社はこれよりも安く仕入れています。
たとえばクリナップのラクエラというキッチンをを例に出してみましょう。
ラクエラはリフォーム会社が仕入れる際には定価金額の68%OFFくらいが相場です。
つまり定価金額が100万円のラクエラなら、リフォーム会社は32万円で仕入れているという事になります。
メーカー | 商品名 | 仕入れ |
---|---|---|
クリナップ | ラクエラ | 68%OFF |
そしてお客様に販売する時には、リフォーム会社の利益を乗せた金額で販売されます。
どれくらいの利益を乗せるかはリフォーム会社によって様々ですが、一般的なリフォーム会社は利益率を30%に設定しています。
細かい計算は省きますが、仮に32万円で仕入れたラクエラに30%の利益を乗せて販売するには、リフォーム会社は46万円でお客様に販売する必要があります。
つまりリフォーム会社の見積もりでは、定価100万円のラクエラは54%OFFの46万円でお客様に販売される事が多いという事です。
メーカー | 商品 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|---|
クリナップ | ラクエラ | 68%OFF | 54%OFF |
後述しますが値引き率はリフォーム会社によって多少の違いがあります。
利益率について覚える必要はありませんが、下記の方法で計算する事ができます。
【利益額÷販売金額×100】
※定価100万円のラクエラを32万円で仕入れて46万円で売る場合
利益額(14万円)÷販売金額(46万円)×100=30.4%
キッチンの値引き率の目安
キッチンの割引率はメーカーや商品によって大きく異なります。
基本的にはどんなメーカーでも高級グレードの商品になればなるほど割引率は悪くなっていきます。
商品ごとに、リフォーム会社が仕入れる際の値引き率と、お客様に販売する時の値引き率をまとめたのが下記表です!
メーカー | 商品名 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|---|
クリナップ | ラクエラ | 68%OFF | 54%OFF |
ステディア | 47%OFF | 25%OFF | |
セントロ | 42%OFF | 7%OFF | |
リクシル | シエラ | 65%OFF | 50%OFF |
アレスタ | 55%OFF | 35%OFF | |
リシェル | 47%OFF | 24%OFF | |
TOTO | ミッテ | 60%OFF | 42%OFF |
クラッソ | 45%OFF | 31%OFF | |
トクラス | Bb | 65%OFF | 50%OFF |
ベリー | 55%OFF | 35%OFF | |
パナソニック | リフォムス | 50%OFF | 28%OFF |
エルクラス | 40%OFF | 14%OFF | |
タカラ | エーデル | 31%OFF | 定価販売 |
トレーシア | 31%OFF | 定価販売 | |
レミュー | 31%OFF | 定価販売 |
上記がメーカーや商品ごとの値引き率の目安です。
リフォーム会社によって値引き率に違いがあるので、あくまでも目安だと思って下さい。
※メーカーの中でもタカラは少し特殊で、定価金額が安い代わりに値引き率も悪くなっています。タカラのキッチンは値引きされずに定価販売のケースもあるので注意して下さい。
値引き率はリフォーム会社によって違う?
キッチンの値引き率はメーカーや商品によって違うと言いましたが、リフォーム会社によっても多少の違いがあります。
たとえば仕入先である商社(問屋)からすると、同じキッチンでも“年間10台売ってくれる会社”と“年間100台売ってくれる会社”があれば、後者を優遇したくなりますよね?
このように、年間の取り扱い台数が多かったり昔から継続して取り引きのある会社などは多少割引率が優遇されている事があります。
とはいえ10%も違う事はほぼありません!せいぜい3~5%程度の違いです。
ただし中小のリフォーム会社は販売するメーカーを絞るなどして、特定のメーカーを安く仕入れられるように工夫をしている会社もあります。
つまりリフォーム商品の値引き率は、実際にリフォームの見積もりを取ってみないと正確な数字は分からないという事になります。
工事費用の罠
リフォームを安くおこなうには値引き率の良いリフォーム会社を探す事が重要とお伝えしましたが、値引き率を安くする変わりに工事費や諸経費を割高にする業者も存在します。
たとえば値引き率が50%OFFのA社と、55%OFFのB社があれば、当然B社の方が安くリフォームできそうですよね。
しかし実際に見積もりを取ってみるとB社の方が工事費が高く、トータル金額ではA社の方が安いという事もあり得ます。
A社 | B社 | |
---|---|---|
50%OFF | 定価100万円 | 55%OFF |
500,000円 | 商品代 | 450,000円 |
350,000円 | 工事費 | 390,000円 |
50,000円 | 諸経費 | 80,000円 |
900,000円 | 合計 | 920,000円 |
つまりリフォーム工事は商品の値引き率だけではなく、工事費までを含めたトータルの金額で比較する必要があります!
リフォーム会社を比較するなら
リフォームの見積もりは複数の会社で比較をする事が重要です!
同じキッチンで見積もりを取っても、値引き率や工事費の違いでトータル費用が驚くほど変わる事もありますよ!
リフォームの見積もりを比べるなら、一括見積もりサイトを利用するのがオススメです!
無料で3~5社の見積もりを比較でき、納得のいく業者が見つからなければお断りの代行までしてくれます。
ただし、手数料の高いサイトを選んでしまうと割高なリフォームになってしまう恐れがあります。
下記でリフォーム営業マンがオススメする手数料の安い一括見積もりサイトをまとめたので、ぜひ参考にして下さい!
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キッチンってどれくらい値引きしてもらえるんだろう?
商品ごとの値引き率が知りたい!