リフォームで一括払いは危険?安くなる支払い方法とは?

リフォームで一括払いは危険? 安くなる支払い方法とは?




あなた

リフォームの支払い方法って何があるんだろう?

一括払いなら安くなったりするのかな?

リフォームは大金が掛かる工事なので、支払い方法については事前に知っておきたいですよね。

しょうへい

リフォーム営業マンのしょうへいです。

一般的なリフォーム会社の支払い方法から、お得にリフォームができる支払い方法について解説していきます!

この記事を読めばリフォーム工事の支払い方法について理解でき、値引きにも有利な交渉ができる可能性があるのでぜひ参考にして下さい!

結論から言うと、リフォーム工事において工事前に一括払いをするのは危険です!

工事中にトラブルが起きた場合も不利になってしまいますし、そもそも一括払いで値引きは難しいです。

しょうへい

値引き交渉なら、カード払いができる会社で敢えて振り込みなどを選択しましょう!カードの手数料分を安くしてくれる可能性があります!

詳しくは記事内で解説していきます!

リフォーム工事の支払い方法

まずは一般的なリフォーム会社の支払い方法について解説していきます。

リフォーム会社によって選べる選択肢は違いますが、ほとんどの会社で下記の4種類の中から選ぶことになります。

銀行振り込み

ほぼ全てのリフォーム会社がおこなっているのが銀行振り込みによる支払いです。

しょうへい

むしろ銀行振り込みしか対応していないリフォーム会社も多いです!

工事金額が50万円以下の場合は一括の振り込みだったり、工事金額が大きい場合には2回(工事前50%・工事後50%)や3回(工事前30%・工事中30%・工事後40%)で分割で振り込みをするのが一般的です。

振り込み手数料はお客様負担としている会社がほとんどです。

現金払い

工事代金を現金で回収するリフォーム会社もあります。

振り込み手数料が掛からないので銀行振り込みよりは少しお得ですが、紛失や盗難のリスクがあるためそもそも対応していないリフォーム会社の方が多いです。

しょうへい

リフォーム会社によっては、50万円以下なら現金支払いOKという会社もありますね!

キャッシュレス

クレジットカードやQRコード決済で支払いができるリフォーム会社も増えてきています。

手軽かつ利用者にはポイントが付いたりなどお得ですが、リフォーム会社は決済手数料を引かれてしまうので振り込みなどに比べて利益が少なくなってしまいます。

しょうへい

詳しくは後述しますが、カード払いできる会社で敢えて振り込みを選ぶと手数料分の値引きに応じてくれる事もありますよ!

リフォームローン

各銀行や、大手リフォーム会社の場合は自社でローンを組める場合もあります。

通常のローンに比べてリフォームローンは審査が緩い傾向にあり、金利も2%~5%と様々です。

大規模なリノベーションなどはリフォームローンを活用する事が一般的ですが、工事直前で審査に通らないなどになると大変なので、早めに審査を受けておいた方が良いでしょう。

工事前の一括払いはNG!

ローン以外の支払い方法では、複数回に分けて支払いをする事が一般的です。

この時、工事が完成する前に全額支払ってしまう事は辞めましょう!

しょうへい

リフォームは工事中にトラブルが起こりやすいです。

トラブルに対応してもらえなければ代金を支払わないという選択肢を取れますので、リフォーム会社も対応してくれやすくなります。

少額のリフォーム工事の場合も同様です。

50万円以下は一括で支払う事が多いですが、この場合は工事完成後に一括で支払うようにするのが鉄則です!

しょうへい

もしも工事前に全額の支払いを要求するリフォーム会社は注意が必要です!

一括払いだと値引きができる?

リフォームの営業をしていると、『一括でまとめて払うから安くして欲しい』というような交渉を受ける事がありました。

しかし一括で支払ってもらったとしても、リフォーム会社の最終的な利益は変わらないので安くはなりません!

しょうへい

仮に安くなったとしたら、元々値引きするつもりで少し金額を高くしていた可能性が高いです!

一括で支払ってもらえて嬉しいのは、資金繰りが厳しい自転車操業の会社のみです。

そもそもそんな会社でリフォーム工事はしないようにしましょう!

クレジットカードは損をする?

最近ではキャッシュレス決済を導入していない小売店の方が珍しいですが、リフォーム業界ではまだまだ浸透していません。

しょうへい

その理由として決済手数料の高さが挙げられます!

たとえばクレジットカードの場合、およそ3%~5%が手数料としてカード会社に取られます。

一般的なリフォーム会社の利益は30%程度なので、仮に300万円の工事を振り込みで支払った場合は90万円がリフォーム会社の利益になります。

しかし手数料5%のカードで支払った場合は、リフォーム会社の利益は75万円となり、銀行振り込みに比べて15万円も少なくなってしまいます。

こうした理由から、高額な決済の多いリフォーム業界ではカード決済に踏み込めない会社が多くなっています。

カード決済へのリフォーム会社の対応

決済手数料が取られるキャッシュレス決済を利用した場合、リフォーム会社は自社の利益を削っているのかというとそうではありません。

方針は会社によって様々ですが、最も多いのが全てのお客様から一律で1~2%程度の多めの利益を頂いているパターンです。

しょうへい

リフォームの見積書には諸経費というとても便利な項目がありますので、この諸経費に手数料分を上乗せしている会社もあります。

また、カードでの支払いを希望される人にだけ手数料を乗せる会社もあります。

見積もり作成前に支払い方法をヒアリングしておき、カード決済で考えている人の見積もりは少し利益を上乗せしておくという具合です。

しょうへい

堂々とカード手数料を見積書に加えるとクレームになったりするので、うまいこと隠しながら調整しているリフォーム会社が多いです。

支払い方法で値引きを引き出す方法

キャッシュレス決済は手数料が掛かると伝えましたが、これを逆手に取って値引きを引き出す事もできます。

リフォーム会社がキャッシュレス決済に対応している事が条件ですが、『カード決済で考えているが値引きしてくれれば振り込みで支払う』とこちらから条件を出しましょう。

リフォーム会社としてはカード決済になると少なくとも3%は手数料が取られてしまうので、2%の値引きで振り込みにしてくれれば得になります。

しょうへい

100万円の工事でも2%なら2万円なので大きいですよ!

ただしカードやキャッシュレスの支払いはポイントが付くことが多いので、値引きよりもポイント付与額の方が大きければキャッシュレス決済を使った方がお得です!

お得にリフォームをするなら

リフォームの見積もりは複数の会社で比較する事が重要です!

しょうへい

リフォーム会社によって支払い方法も変わるので、必ず確認しておくようにしましょう!

複数のリフォーム会社から見積もりを取るなら一括見積もりサイトを利用するのがオススメです!

無料で3~5社の見積もりが取れ、お断りの代行までしてくれます!

しょうへい

ただし一括見積もりサイトは選び方を間違えると割高なリフォームになってしまいます!

一括見積もりサイトの選び方と手数料の安いサイトをまとめたので、ぜひ下記記事を参考にして下さい!

手数料に注意!リフォームの一括見積もりサイト11社を徹底比較!

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