TOTOのキッチンの中でも高級グレードにあたるザ・クラッソですが、定価金額も高めですよね。
商品本体の掛け率(値引き率)はどれくらいが相場なのでしょうか?
リフォーム営業マンのしょうへいです。
今回はTOTOのシステムキッチン、ザ・クラッソの掛け率について解説していきます。
記事内では掛け率ではなく値引き率という表現で分かりやすく解説していきます!
この記事を読めばザ・クラッソの値引き率の相場や、なるべく安くリフォームする方法について分かるのでぜひ参考にして下さい。
結論から言うと、TOTOのキッチンをリフォーム会社が仕入れる際の値引き率と実際にお客様に販売する際の値引き率の相場が下記表です。
商品 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|
ミッテ | 60%OFF | 43%OFF |
クラッソ | 45%OFF | 22%OFF |
たとえば定価100万円のクラッソの場合、リフォーム会社は55万円(45%OFF)で仕入れて78万円(22%OFF)で販売するというイメージです。
この割引率はリフォーム会社によって異なりますが、10%以上違うという事はまずないです。
この値引き率が良いリフォーム会社を探すのが安くリフォームをおこなうコツですが、リフォームの場合は他にも工事費や諸経費も金額を決めるうえで重要な要素です。
商品の割引率だけでリフォーム会社を決めるのではなく、必ず複数のリフォーム会社から見積もりを取って合計金額を比較するようにしましょう!
詳しい値引き率の仕組みについては記事内で解説していきます。
複数のリフォーム会社で見積もりを比べる場合は、一括見積りサイトを利用するのがオススメなのでぜひ下記記事も参考にして下さい。
目次
キッチンの割引率とは?
キッチンメーカーのカタログを見てみると、商品ごとに定価金額という記載があります。
よくある勘違いとして、この定価金額に工事費用を加えたものが全体のリフォーム金額になると勘違いしている人も多いようですが、定価金額というのは商品代金+工事費用の目安です。
つまり商品の販売価格というのは定価金額よりも大幅に安くなります。
どれくらい安くなるのかはメーカーや商品のグレードによって様々ですが、大体のキッチンは定価から20%~50%割引された状態でお客様へ販売されます。
上記の20%~50%で販売をしてもリフォーム会社には利益があるので、リフォーム会社が商品を仕入れる際はもっと安い金額で仕入れているという事です。
キッチンメーカーの中でもタカラは少し特殊で、定価金額が安い代わりに割引率がかなり低いです。タカラのキッチンは定価のままで販売される事もあるので注意して下さい。
クラッソの値引き率
TOTOには2種類のシステムキッチンがあります。
- 普及グレード
- 高級グレード
- ミッテ
- ザ・クラッソ
クラッソはTOTOのキッチンの中でも高級グレードの位置付けです。
それぞれの仕入れる時の値引き率と、実際にお客様に販売する時の値引き率の目安が下記表です。
商品 | 仕入れ | 販売 |
---|---|---|
ミッテ | 60%OFF | 43%OFF |
クラッソ | 45%OFF | 22%OFF |
つまり定価100万円のクラッソを購入する場合は、リフォーム会社は55万円(45%OFF)で仕入れて78万円(22%OFF)で販売するという事です。
上記の値引き率はリフォーム会社によって異なります。
しかし会社によって10%以上違うということはまずありません。
たとえ同じメーカーでも商品のグレードによってこれだけの差が生まれます。他メーカーの商品の値引き率については下記記事を参考にして下さい。
値引き率の違い
商品の値引き率はリフォーム会社によって異なると説明したので、少しでも安くリフォームをするなら当然値引き率の良いリフォーム会社に依頼した方が安くなる可能性が高いです。
しかし実際にリフォーム会社が何%で仕入れているかなどは教えてくれませんし、調べる事もできません。
一般的には全国に出店しているような大規模なリフォーム会社の方がまとめて発注できるので安い傾向にあります。
しかし中小のリフォーム会社も販売するキッチンのメーカーを絞る(TOTOを多めに売る)事で特定のメーカーから特別安く仕入れている会社も存在します。
つまり、安く仕入れているリフォーム会社を探すには実際に見積もりを取って値引き率を比べてみるしか方法はありません。
値引き率の罠
リフォーム会社のチラシで『商品を〇〇%値引き!』などの宣伝を見たことは無いでしょうか?
そのようなチラシを見比べてみて、たとえば『45%OFF』の会社と『50%OFF』の会社があった場合、当然50%OFFの会社の方が安くリフォームできそうですよね。
しかしリフォームの場合は商品代金の他に工事費や諸経費などの項目があります。たとえ商品の値引き率が良くても、工事費などが高ければリフォームにかかる合計金額は高くなってしまう場合もあります。
A社 | B社 | |
---|---|---|
45%OFF | 定価100万円 | 50%OFF |
550,000円 | 商品代 | 500,000円 |
350,000円 | 工事費 | 390,000円 |
60,000円 | 諸経費 | 90,000円 |
960,000円 | 合計 | 980,000円 |
つまり商品の値引き率だけでなく、工事費や諸経費などの他の項目も含めた合計金額で比較をする事が重要です。
安く見せるためにあり得ない値引き率を設定している会社もあります。
しかし実際に見積もりを取ると工事費が他の会社より高額でむしろ割高だったというケースもあるので注意しましょう。
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ただし手数料の高い一括見積りサイトを選んでしまうと見積もりが割高になってしまうので注意が必要です。
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クラッソの掛け率はどれくらいが相場なの?
なるべく安くリフォームする方法はあるのかな?