トイレを選ぶ時に、どのメーカーにするのか?は非常に悩みますよね!
元リフォーム営業マンのしょうへいです!
たくさんのお客様のトイレ選びにアドバイスをした僕が、TOTOとリクシルの違いについて解説していきます!
この記事ではTOTOとリクシルの違いについて解説していきます!共通の機能などについてはほとんど触れませんのでご注意下さい!
また、この記事を読めば片方のメーカーにしか無い独自機能についても理解する事ができます!
結論からいうと、TOTOとリクシルのトイレは基本性能はほぼ互角といえます!
しかしリクシルのトイレ独自機能として、泡クッションとリラックスミュージックという機能があります。
上記機能はリクシルのサティス限定の機能なので、こちらが必要な方はリクシルを選ぶのが正解といえます!
詳しくは記事内で解説していきます!
目次
基本性能
サイズ
- トイレの奥行きは大きめ
- 最小はネオレストで奥行き692mm
- トイレ全体の中でも小さめの作り
- 最小はサティスSの650mm
トイレ室内を広く使うために重要な奥行きサイズですが、リクシル製品は全体的に奥行き小さめの製品が多いです。
特にリクシルのサティスSという商品は、トイレ全体の中でも2番目に小さくトイレ室内が狭い住宅に重宝されています!
色
- 基本4色
- 選べる色は少なめ
- 基本4色
- 高グレードなら選べる色が増える
基本的な選べる色については変わりませんが、リクシル製品の高グレードは選べる色が増えます。
TOTOはどんなグレードの商品でも4種類なのに対して、リクシルのサティスGでは特殊色の販売もしています。
色を重視する人は少ないですが、変わった色にしたいならリクシルの方が良さそうですね。
節水
- トイレ業界No1の節水力
- 最大節水モデルで大3.8L小3.3L
- 同グレードのTOTO製品より劣る
- 最大節水モデルで大4L小3.3L
全体的な節水力に関してはTOTO製品に軍配が上がります!
全グレードのトイレ、どんなモデルでもTOTOの方が節水力が高いです。
特にTOTOのネオレストというタンクレストイレは、トイレ全体の中でもトップの節水力を誇ります!
水圧※タンクレストイレ
- 全機種低水圧対応(最低水圧0.05MPa)
- サティスSは低水圧非対応(最低水圧0.07MPa)
- 後付けブースターで改善可能
TOTOのタンクレストイレ、ネオレストは全機種低水圧対応です!
築古の住宅やマンションの2階以上でも基本的には設置可能となります。※要水圧確認
リクシルのサティスはSタイプのみ低水圧非対応ですが、低水圧でもしっかりと流せる後付けブースターも販売されています。
別途料金が掛かりますが、とりあえず付けてみて流れが悪ければブースターを後付けして流れを改善する事ができます!
停電時※タンクレストイレ
- カバーを外すと非常用レバーがあり、水を流せる
- 乾電池をセットすれば長時間の停電にも耐えられる
- カバーを外すと非常用のレバーがあり水を流せる
タンクレストイレは停電時に水が流せなくなると思いがちですが、どちらのメーカーも水を流せるように非常用のレバーがあります。
停電時の操作はどちらもほぼ変わりません。
ウォシュレットノズル
- 使用前・使用後はもちろん、待機中にも自動でノズル洗浄をしてくれる
- 銀イオンを含んだきれい除菌水で洗うため清潔に保てる
- 使用前後に自動で洗浄
- 女性専用のレディスノズル(ノズルが計2本)ある
- ノズルの先端を脱着して洗える
リクシルのウォシュレットノズルは他メーカーと大きく異なります!
まずレディスノズルという女性専用のノズルがあり、合計2本のウォシュレットノズルが付いています。
また、ノズル先端が脱着可能で、洗いたい時には外して丸洗いする事が可能です!
この2つの特徴はリクシルだけです!
対してTOTOのノズルは待機中にも自動で洗浄をしてくれますが、脱着はできません。
常に清潔に保とうとするTOTOのノズルと、汚れたら徹底的に洗えるリクシルのノズルというようなイメージです!
清掃性
素材
- 汚れを付きにくくするセフィオンテクト加工を施している。
- 親水性なので汚れが付着しても落ちやすい。
- 40万回の耐久テストをクリア。
- 汚れが付着しにくいアクアセラミックという加工を施している。
- 親水性なので汚れが付着しても落ちやすい。
- 上記加工が100年続くと言われている。
便器の素材に関しては、どちらも似たような特徴を持っています!
汚れが付着しにくく、汚れが付いても水の力で落としやすい親水性の素材なので常にキレイに保てます。
名前こそ違いますが特徴は一緒なので、ここが決め手になる事はないです。
便器のフチ
- フチなし製品多め
- 上位機種のネオレストは全グレードフチなし
- フチありもバランス良くある
- 上位機種のサティスはフチなしとスマートフチの2種類
皆さん気にされる便器のフチ裏ですが、どちらのメーカーもグレードや機種によってフチあり・フチなしが存在します!
しかし全体的に見るとTOTOの方がフチなしの製品を推しており、リクシルではスマートフチという掃除はしやすいけどフチの折返しはある製品を作っています。
しかし覚えておいていただきたいのは、フチなしにも飛び跳ね汚れが便座裏に付きやすいというデメリットがあります!
必ずしもフチ無しが良いという訳ではないので、下記記事も参考にして下さい!
便座とのつなぎ目
- 上位機種のネオレストは、手動で便座のリフトアップができる。
- 上位機種のサティスは、自動で便座のリフトアップができる。
どちらも上位機種の話ですが、便器と便座のつなぎ目を掃除しやすくするために便座を浮かせる事ができます。
TOTOは手動で持ち上げ、リクシルは電動(リモコン操作)で持ち上がるので、利便性ではリクシルに軍配が上がります。
飛び跳ね汚れ
- 特に対策なし
- 泡クッションを出して飛び跳ね汚れを抑制※サティスG限定/li>
男性に多い飛び跳ね汚れですが、リクシルのサティスGには泡クッションという機能が搭載されています。
泡の層を出すことにより飛び跳ね汚れを大幅に軽減してくれます。
しかし気をつけたいのは、泡で便器内を洗浄する訳では無いという事です。あくまでも飛び跳ね汚れを軽減させるだけのものとなります。
機能性
- 脱臭機能あり
- オート開閉あり
- 暖房機能あり
- 便器内ライトあり
- 脱臭機能あり
- オート開閉あり
- 暖房機能あり
- 便器内ライトあり
- 泡クッションあり
- リラックスミュージックあり
トイレによくある機能については、どちらのメーカーも大差はありません。
基本的にトイレのグレードを上げていけば、その分オート開閉や暖房機能が付きます!
しかしリクシルのサティスに付いている限定機能として、清掃面でも解説した泡クッションと、トイレ利用時に内蔵曲を流せるリラックスミュージックという機能があります。
こちらの機能はTOTOには無いので、必要ならばリクシル製品がオススメです!
価格
- 一体型トイレ、GG-800は定価239.200円~
- 組み合わせトイレ、ピュアレストEXは定価196.300円~
- タンクレストイレ、ネオレストは定価295.000円~
- 一体型トイレ、アメージュZAはは定価200.600円~
- 組み合わせトイレ、アメージュZは定価177.500円~
- タンクレストイレ、サティスは定価254.000円~
トイレの価格については、全グレード共通でリクシルの方が少し安めになっています!
値引率もリクシルの方が若干良いので、実際の見積もりではもう少し金額差が開くイメージです!
取り付け時の金額はリクシルの方が安いですが、節水はTOTOの方が優れているのでランニングコストはTOTOの方が安い可能性が高いです。※使い方にもよります。
まとめ
ここまでTOTOとリクシルのトイレの違いについて解説しました!
大きく違う機能として、リクシルの製品には泡クッションとリラックスミュージックという独自の機能が搭載されています!
この機能が必要な人や価格重視の人はリクシルを選ぶべきですね!
TOTOのトイレは節水力が高いのでランニングコストを抑えられます!
トイレといえばTOTOというブランド力もありますので、安心感を求めている方にはTOTOがオススメです!
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トイレをリフォームしたいけど、TOTOとリクシルのトイレはどっちが良いんだろう?
機能の違いとかってあるのかな?